脊椎と雨音

詩人になりたい人の詩たち

大したこと

たとえば首筋に落ちた雨粒一つ
たとえば足元に転がった空き缶一つ
たとえば目元に貼り付いた髪の毛一つ
大したことはないでしょう
大したことはないでしょう
だけれどそれに気づいて意識を向けると
ふと自分の輪郭がぼやけていたことに気づくのです

 


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