脊椎と雨音

詩人になりたい人の詩たち

雨の向こう、待つ君へ

灰色の雲に覆われて
そちらはきっと薄暗いでしょう
早く陽の光を届けたいけど
風も今日は泣きたいみたいで
雨雲を連れてこうとしない
しょうがないから私はここで
雨雲の隙間の小雨に向けて
差す光を準備しておくよ
虹にはみんなを
笑顔にする力があるから

 

 

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