2022-12-28 生の音 詩 ゴロゴロと鳴るお腹の音を他人のように聞いていた生きたいという私の声私はそれを無視したい体と心は別物だ私は停止を願うのに体は再生を求めている仰向けになった部屋にひとり無防備に毛布にくるまって胎内で眠る赤ちゃんのようにこんこんと眠り続けたい誰にも起こされず誰にも産まされず孤独に死と生を感じていたい向こうで鐘の音のような風が吹く温かい冷風が流れては街の体温をめちゃめちゃにする荒れた世界と止まった時計 (ランキングに参加しています。よければ応援お願いいたします。)