脊椎と雨音

詩人になりたい人の詩たち

木々の葉の間から漏れ光るそれは
風に靡くことなく真っ直ぐ降りてきて
まるで射手座の弓矢のように
私という存在を射抜く

指の隙間から溢れ光るそれは
挟まるものを暗く染めて
まるでサイダーの泡のように
はじけ光りながら私を包む

射抜かれるあたたかさと包まれるつめたさ

私がそこにいることの証

 


(ランキングに参加しています。よければ応援お願いいたします。)
ブログランキング・にほんブログ村へ にほんブログ村 ポエムブログ 自作詩・自作ポエムへ にほんブログ村 ポエムブログ 近現代詩人へ にほんブログ村 メンタルヘルスブログ うつ病(鬱病)へ