2022-11-12 天使 詩 地に足を着けて生きなきゃだめだよ、と君は言った。君は少しだけ浮いていた。僕はそれに憧れていたのだけど。浮いていて良いことなんて蟻さんを踏み潰さないくらいね。君はそう言って寂しく笑った。どうして?と僕が尋ねると君は恥ずかしそうに笑った。「足跡をつけてみたいの」 (ランキングに参加しています。よければ応援お願いいたします。)