脊椎と雨音

詩人になりたい人の詩たち

眠れない夜

暗闇の部屋をスマートフォンの光が照らす。薄っすらと電灯や本棚の輪郭が見える。揺れないカーテンは孤独を強調しているね。寝返りを打って丸まって、布団の中に隠れると、自分の温もりが自分を包み孤独を誤魔化してくれる。
君に会いたい。
僕は目を瞑る。瞼の裏に君を描いて、また会えることを祈る。


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