私の腕の赤い跡からぽたりと雫が落ちていった。それは詩になるはずだった言葉だ。落ちてしまったのだからそれがどんな言葉だったのかわからない。多分今まで落としてきた雫は組み合わせたらきっといい詩になるだろう。赤い液体に隠れた言葉。それを確認する…
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