脊椎と雨音

詩人になりたい人の詩たち

春の報せ

ひとつの報せが今朝届いた
これからそちらに向かいます と
梅の香りの手紙が一つ
もうそんな時期ですかと
それを読んだ君は深く息をついて
それじゃあそろそろ準備をします と
忙しなく旅支度を始めた
なぜ会わないんだい?と聞くと
彼女は眩しすぎるので と
冬の君は答えた

 


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