脊椎と雨音

詩人になりたい人の詩たち

君の爪

きらりと光る君の爪が視界に入って
僕は思わず目をつぶった
輝いていて眩しくて
君の爪は夜空の一等星のように
輝くために磨かれていた
僕の視線に気づいた君が
なに? と首を傾げたけれど
僕は何と言っていいかわからず
なんでもない と
君の爪の輝きを
忘れないよう焼き付けていた

 


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