2022-10-21 恋 詩 キスはレモンの味だったでしょうか。いいえ。グレープフルーツの味でした。砂糖をかけたいくらい苦かった。あなたの背中を見るたびにひとふりのナイフを振り下ろしたくなる。どんな感触がするだろう。骨にかすってゴリといい、筋肉を穿ってズブという。恋は甘くないものですね。だから甘い言葉を混ぜるのですね。あなたの体温を感じるために刺したナイフが黒色に染まるとき。やっと私は心の底からあなたを愛せると思うのです。 (ランキングに参加しています。よければ応援お願いいたします。)